大きさは180×180×35mm。万年筆を利用したペン画です。しらいしが描く絵の中では結構大きいサイズになります。
展示のメインのイラストとして制作しました。
チョコレートコスモスは名前の通り、チョコレートの様な甘い香りがする花です。花の色も暗い赤茶とかなり特徴的な見た目をしています。
金木犀の花言葉は「謙虚」「謙遜」「陶酔」「初恋」「気高い人」と少しピュアな(ちょっと色気も含ませましたが)印象だったのに対し、チョコレートコスモスの花言葉は「恋の思い出」「恋の終わり」と少し垢抜けた印象。
今回も花言葉や構図について解説していきます。
|恋の思い出、恋の終わり
金木犀の花言葉に「謙虚」「謙遜」「陶酔」「初恋」というものがありました。
私自身初めてお付き合いした相手や、付き合いたての頃は相手に対して褒められても、そうでなくても謙虚、謙遜してしまうことがあるのではないでしょうか?
そんな「初恋」が“終わり”、「恋の思い出」を振り返る。
金木犀とチョコレートコスモスは一つの絵として完成していますが、“2つの作品でで1つの恋の始まりと終わり”を表しています。
|恋の思い出を振り返る
それでは花言葉をふまえて構図について解説します。
前回の金木犀同様左を向いて未来に向かって進んでいる様に感じます。
ここで注目していただきたいのが瞳のとチョコレートコスモスの向きです。瞳は後ろを気にしているように、どちらも過去を表す“右”を向いています。
この絵では恋が終わり、女性が未来に向かって進まないといけない中、未練が残り恋の思い出を振り返る様子を表しています。
|展示の配置
展示では左から順番に観賞していただく流れにしていました。
チョコレートコスモスの周りを囲む「髪」という作品は、別れた恋人とお付き合いしていた期間を表しています。初恋の頃(金木犀)を思い出し、正解を見出す様に「ホニャララ」という絵で終わります。
ひとつの「恋の終わり」、「恋の思い出」の振り返り、そして次に進むための正解(ホニャララ)を見つけたのかな?というとことで作品が終わります。
「たみぃとsheのホニャララ展」についての記事はこちら
前回の制作物紹介|金木犀
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